成功する時間管理

夜型生活のデメリット

IT業界では、夜型人間が大多数を占めています。
しかし、夜型は、実はかなり良くないライフスタイルです。夜型だと、どうしても睡眠不足になりがちだからです。

睡眠には記憶の再構築を行う役割があり、睡眠中の脳の中では、パソコンでいうデフラグが行われています。デフラグをさぼったパソコンの動きが鈍くなるように、睡眠を十分にとらないと脳に負担がかかります。
そうなると、仕事でも十分なパフォーマンスを発揮することができなくなってしまうのです。

また、夜１１時～深夜２時の間に起きていると、体内時計を調節するメラトニンというホルモンや成長ホルモンの分泌が十分になされず、病気や薄毛、肌荒れの原因となる可能性もあります。うつ病にもなりやすいと言われており、夜更かしはデメリットばかりです。

成功する人は朝型で、朝早く起きて活動しています。
朝型の人たちは、大事なことを先にこなし、１日のうちでも早めに終わらせてしまう傾向があります。

朝型だと余裕をもって一日を始められるので、重要度が低い仕事に振り回されることなく、大事な仕事からこなすことができます。
朝型の人が成功しやすいのは、朝の頭が冴えている時間帯に重要な仕事をする習慣があるので、緊急ではない大事なことも、しっかりとこなしているからです。

独立して成功したいと思うなら、朝型のライフスタイルに変えていくことをお勧めします。

ずっと夜型で生活してきた人が、朝型に変えるのにはちょっとした工夫が必要です。

・自然に眠くなるように、夜は蛍光灯を付けず照明を暗くする
・起きる時間の少し前に、エアコンがＯＮになるように設定しておく
・起きたらカーテンを開けて朝日を浴びる

このような工夫をすることで、体を朝型に慣らしていくことができます。