効率のいい資格のとり方
基礎的な資格は、若いうちにとろう
情報処理系の資格は、どれも一部内容が被っています。つまり、1つ資格がとれたら他の資格も取りやすいと言えます。情報処理系の資格をとるための勉強をするのであれば、1つとるのも2つとるのも労力はそれほど変わらなかったりするので、いくつか複数の資格をとるのもお勧めです。
効率的に資格をとるために、基礎的な資格は若いうちに一生懸命とることが大切です。ある程度年齢がいってしまうと、日々の業務が忙しくなり、資格をとるための勉強をする時間がなくなってくるからです。
基礎的な資格はIT知識を網羅的に得ることができるので、若いうちにがんばって勉強したほうがいいと言えます。
専門的な資格は、業務に近いものを選ぶ
基礎的な資格の上は、スペシャリスト系の資格に専門分化していきます。
効率よく資格取得のための勉強を進めるためには、自分の今やっている仕事に近いものから勉強するのがお勧めです。
狙い目なのは、「プロジェクトマネージャ」と、「システム監査技術者」というプロ向けの資格です。
なぜこれらの資格をお勧めするのかというと、細かい技術者の知識というよりプロジェクト全体を見る責任者的な能力を問われるので、細かな技術を知らなくても一般常識で答えられるからです。
上位資格をお勧めする理由
「プロジェクトマネージャ」「システム監査技術者」といった上位資格は、問われる質問が似ているので、1つとれると他も簡単にとれるものです。
なおかつ、難関資格だと思われ、持っている人が少ないという希少性もあります。
実は、これらの資格を持っている人が少ないのは、試験が難しいからではなく、受ける人の絶対数が少ないだけなのです。
資格を習得すると、会社によっては資格手当が付くこともあります。独立してから役立つだけでなく、いまの会社での給与アップに繋げることもできます。
基礎的な資格を取得したなら、ぜひ上位資格にチャレンジしてみましょう。